ラベル オススメ映画100選 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル オススメ映画100選 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2015年4月24日金曜日

『ゼロ・グラビティ』(2013)【オススメ映画100選】3/100



先日発売されたテキストでも扱われている映画です。
アカデミー賞も7部門受賞!

最近はセミナー開催するほど『インターステラー』にハマっていますが、似た系統の映画として、『ゼロ・グラビティ』は自信を持ってオススメできる映画です。

普段宇宙ものの映画を観ない方にも是非見ていただきたいです。


◇オススメポイント

 

・宇宙に取り残される絶望感

あの広い無重力空間に放り出されるのを想像するだけでゾッとしますが、アルフォンソ・キュアロン監督の長回し映像によりさらに絶望感が煽られます。

映画開始から17分間の超長回し映像...
スペースデブリ(宇宙を飛び交う破片)の脅威をリアルに味わうことができます。
IMAX3Dで鑑賞しましたが、3Dはまさにこの映画のためにあると思えるほど絶望しました。

スペースデブリはいわゆる宇宙ゴミなんですが、実際に地球の周りを軌道を秒速8kmで回っているので、ぶつかれば人工衛星でも爆発するそうです。

・対比される希望

ラストシーンにかけても緊張感満載で心臓バクバクなんですが、
最後のセリフと、タイトルの"Gravity" が表示された瞬間、涙が溢れます。
詳しくは是非見ていただきたいですが、この映画のラストは希望に溢れています。

邦題は『ゼロ・グラビティ』 になってしまっていますが、
原題は”Gravity”です。

映画には変な邦題がつくことが時々ありますが、
この作品もその一つです。

ただ、英語講師的な視点で見ると、
邦題と原題のギャップを比べることで学べることがあります。

是非、映画をご覧になって、原題の意味を考えてみてください。











2015年4月6日月曜日

『マトリックス』(1999)【オススメ映画100選】2/100



いわずと知れた名作ですが、今の高校生・大学生は見たことがない人が多いようです。
アクションも素晴らしいですが、哲学的なテーマをじっくり考察しても面白い作品です。

◇オススメポイント

ウォシャウスキー兄弟の最高傑作です。

15年も前の映画ですが、今見ても楽しめる革新的な映像。
テーマも「電脳世界」といった仮想現実であり、今のSNSにも当てはまるところがあります。

(LINEやTwitterもときどきアカウントを乗っ取られている人がいますが、「あ、エージェントスミスだ」みたいに思ったりします。笑)

作品中に散りばめられたメタファーも見どころです。聖書をモチーフにした暗示が多いので探してみるのも面白いです。

ウォシャウスキー姉弟の最新作の『ジュピター』は、個人的にはイマイチでしたが、『マトリックス』は映像以外にも深みがある映画なので、是非。


◇好きなセリフ



There is a difference between
knowing the path and walking the path.

違うのだ
道を知ることと
実際に歩むことは






2015年4月5日日曜日

『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』(2002)【オススメ映画100選】1/100


文化を学べたり、いいセリフがある映画を中心に、英語講師の視点でオススメの映画を紹介していきます。

◇あらすじ

『 マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』 はアメリカを舞台にしたラブコメディ。
 ギリシャ系アメリカ人女性と、普通のアメリカ人男性が結婚します。

◇オススメポイント

異文化間のコミュニケーションを描いたもので、これ以上の作品はないでしょう。
「ギリシャ人はギリシャ人と結婚しなくてはならない」と刷り込まれて育ったトゥーラはごくごく普通のイケメン(?)アメリカ人に恋に落ちます。ギリシャ人であることを誇りに思っているお父さんに猛反対されますが、徐々に打ち解けていきます。

日本人からみると、アメリカ人はテンションが高くて、すぐハグするイメージがあると思いますが、ギリシャ人はそんなアメリカ人が引いてしまうくらいハイテンションで、ものすごい勢いでハグします。

ハグやキスなどの接触行動は文化によって違うことが知られていますが、映画で疑似体験できるところがいいです。

もちろん映画なので、脚色はありますが、強烈なハグを受けてドン引いているアメリカ人がコミカルに描かれています。

結婚式もギリシャ式で行われるのですが、ギリシャ式の結婚式では花嫁がバージンロードを歩く時にみんなでツバを吐きかけます。魔除けの意味があるらしいのですが、なかなかの衝撃です。笑

式は終始ギリシャ語で行われるので、参列した花婿の両親にとってはチンプンカンプンなんですが、このときに父親が言う"It's all Greek to me." というセリフもシャレがきいていていいですね。

字幕では「何を言ってるのかしら」に対して「ギリシャ語さ」となっていますが、この表現はシェイクスピアの引用で「チンプンカンプンだ」という意味で使われるので、言った後のお父さんの顔が得意げなんですね。