2015年12月7日月曜日

『007 スペクター』のQのジョーク


『007 スペクター』、公開初日に観てきました。

満足度はMAX、めちゃくちゃかっこよかったです!!!

ダニエル・クレイグが主演になってから4作目になりましたが、今までの作品の伏線を回収していくので、『カジノロワイヤル』、『慰めの報酬』、『スカイフォール』を観てから鑑賞するのがオススメです。

少なくとも『スカイフォール』は観ておいたほうが楽しめるでしょう。

監督は『スカイフォール』と同じくサム・メンデス。
「家族」がテーマなので、MやQを始めとする仲間達とのコンビネーションも今回の見所です。

僕はQのキャラクターが大好きなので、今回は彼のセリフを紹介します。

これは『スカイフォール』のセリフなのですが、ボンドにスパイアイテムを渡す際に次のセリフを言っていました。

Good luck out there in the field... And please return the equipment in one piece.



the equipmentはスパイアイテムのことですね。
これを"in one piece"で返すように言っています。

このinは「形式のin」なので 「ひとつにまとまった形式で」という意味から「無事に」という意味になります。

→「形式のin」は write in English というときのinと考えていいです。
  英語という形式で書くということです。
   in alphabetical order 「アルファベット順に」、in pencil「鉛筆で」などのinも同じですね。

そして今回の『スペクター』では次のセリフを言っています。Qがジョークを言って、自分で笑うというコミカルなシーンです。

 I thought I told you to bring it back in one piece, not bring back one piece.

最初は in one piece「無事に」となっていますが、not bring backの後ろはinがなく、単にone piece「ひとかけら」となっています。

ボンドに対して、前回アイテムを「無事に」返すように言ったのに、ボンドが借りた物をめちゃめちゃに壊して「ひとかけら」しか返さなかったことに対して皮肉を言っているんですね。

イギリス人はこういう皮肉めいたジョークが好きですね。

字幕は戸田奈津子さん。今回は字幕をあまり見ないようにしていたので、なんとしていたか覚えていませんが、英語を聞き取っていないとQのシャレたジョークを正しく理解するのは難しいのではないかと思います。


*****

12月12日からはQのポスターが劇場で配布されるそうですね。
僕もすっごく欲しいですが、当日朝から動かないといけないので難しそうです。
おそらく1日で配布し終わるので、あとでヤフオクで手に入れようかなと思っています...



かっこいいなあ...





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