繁忙期に入ったので、なかなかブログも書けていませんでしたが、
せっかく観たので『バケモノの子』の感想を。
...めちゃくちゃ面白かったです!!!
細田守監督の作品はどれも好きなんですが、その理由はテーマが共感しやすいからなんですよね。
『時をかける少女』は言うまでもなく「青春」を、
『サマーウォーズ』 では「家族」と「人生」を、
『おおかみこどもの雨と雪』では「母」をテーマとして描いていました。
今回は「父」ですね。「子どもはどう育っていくのか」を描こうとしたこともインタビューで答えていました。
子どもにとって世の中にはいろいろな形で父や師匠になる人がいる、ということですね。
僕も自分の父親の影響は受けていますが、勉強や仕事に関しては塾・予備校で習っていた先生方が師匠です。
僕も18歳のときから教えているので、教える立場になって8年になりますが、教える側も子どもから学ぶことってたくさんあるんですよね。今回の作品は、子どもとの接し方を考えさせられるシーンが多かったです。
また、立場を変えれば僕もまだまだ学ぶ側の人間なので、主人公、九太の気持ちにも共感できます。
大人が見ても子どもが見ても、あらゆる世代が楽しめるように作られていますが、僕の世代(20~30歳)くらいが実は一番楽しめるのではないかと思いました。
まだご覧になってない方は是非映画館に行ってみてください。
この本も、細田監督の作品作りに対する哲学が分かり、面白かったです。
スタジオ地図の作品、今後も楽しみです。
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