日本語で「チェック」と言うと、「確認する」という意味と、洋服の柄の「チェック」でおなじみですね。
英語のcheckもそのまま同じ意味で使えます。
ただ、この「確認」と「柄」の2つの意味の間に、実は共通点があるんです。
チェックの語源はチェス用語のcheckで、「王手」を意味します。
「詰み」の場合は「チェックメイト(checkmate)」ともいいますね。
*mateはラテン語で「残る」、王が取り残された状態を示しているそうです
相手の王様を「チェックする」⇒「検査、確認する」という流れで今の意味が浸透しました。
「柄」の方はチェス盤を思い出してみてください。
これもチェック柄ですよね。
checkとチェスの「王手」を関連づけておくメリットは、
checkの「抑制する」という意味をおさえられることです。
「王様をチェックする」⇒「王様の身動きをとれなくする」
と考えれば覚えやすいでしょう。
□keep ~ in check「〜を抑制する」
も合わせておさえておきましょう。
例) keep the disease in check「その病気が広まらないようにする」(共立女子大)
***
チェックマークも日常生活でよく使います。
これも「確認済み」という意味ですね。
問題の答えあわせの時にこのマークを使うと、日本では「ピン」なので「間違い」という意味になりますが、英語圏ではこれが「正解」の意味になります。
高校生のときの英語の授業でネイティブの先生の添削を受けたときに丸が一切なく「ピン」されまくったので衝撃を受けた思い出があります。
この「正解」の意味で使うチェックも「王様」=「正しい」というところに由来しているという説があります。
洋服のチェック柄にもいろいろ種類がありますが、その中でもタータンと呼ばれるものは日本の家紋や旗印のような役割を持っていて、一族ごとに違う柄を着用して戦争中に敵味方の区別がつくようにしていたそうです。
スコットランドの式典などでタータン柄のキルトを着用するのも有名です。
知人のスコットランド人が日本人女性と結婚した時にもキルトを着用してたので、珍しいからか当時新聞に載っていたのを覚えています。
強烈なスコットランド訛で、なぜか僕のことをSonicって呼んでた彼、まだfacebookもなかったころの知人なので、今友達リクエストを送ってみました。
スコットランドの訛は日本で言うと東北弁みたいなものでしょうか。初めは全く何を言ってるかわからず、何度も聞き返してました。
当時高校生でしたが彼と話してたおかげでかなり訛耐性がついたような気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿