理系出身ですが英語教えてます
受験英語という「最高の素材」と
映画の中で使われる英語の「リアリティー」を
真理を求める「科学者の視点」を通して調理・提供していきます
2014年4月12日土曜日
『ソーシャル・ネットワーク』連載その2 99テイク
※ネタバレあります
デヴィッド・フィンチャー監督の作品作りはテイク数が多いことで有名です。
冒頭のシーンでは、The Whtie StripesのBall And BiscuitをBGMに、マークとエリカが口論をします。
この映画のテーマ、テンポ、マークのキャラクターを観客に印象づける点で完璧なオープニングです。
このシーンは99テイク撮ったそうです。
同じシーンを99回も演じるのを想像すると嫌になりそうですが、
マーク役を演じたジェシー・アイゼンバーグは
「数テイクじゃ物足りない 普通の撮影には達成感があった」
エリカ役を演じたルーニー・マーラも
「監督が毎回細かい指示をくれるから常に新鮮だった まだ撮りたかった」
と言っています。
こんなふうに俳優に感じさせる監督、すごいですよね。
映画そのものも素晴らしいですが、監督の作品作りへの姿勢も自分の仕事につながるヒントに溢れた映画です。
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