2014年4月14日月曜日

プラスチックの意味 解説編



昨日出した問題の解説です!

「プラスチック」と言えばペットボトルなどの素材として馴染みがありますが、

次のような英文で使われると、どういった意味になるでしょうか?

 Scientists are well aware that the brain has tremendous ability to change its connections based upon its incoming stimulation. This "plasticity" of the brain underlies its ability to recover lost function.

2010 大分大学 医

科学者は、脳が受け取った刺激に応じて神経回路を変化させるとてつもない能力を持つことをよく知っている。この脳の「???」は失われた機能を回復する能力の根底を成している。

先に答えを言うと、ここでのプラスチック、prasticityの意味は「柔軟性」です。

プラスチックprasticは本来「可塑性を持った」という意味ですが、

可塑性という言葉は高校で化学を勉強している人にしか馴染みはないでしょう。

ペットボトルやプラスチックでできた製品を加熱すると、柔らかくなりますよね。

温めて柔らかくなることを熱可塑性といいます。

つまり「可塑性」と「柔軟性」は同じ意味なんです。

温めてフニャフニャになることと、脳が様々な刺激に柔軟に対応できることは同じなんですね。

brain's plasticity「脳の柔軟性」 で覚えておきましょう。


*****

ちなみにゴルフボールも熱可塑性を持っています。
(グッタペルカという樹脂でできてます)

温めたら爪であとが残るくらいに柔らかくなります。

僕は高校生の時にゴルフボールを水に浸してレンジでチンしてみたりしてました。

他にも消毒用のエタノールやドライアイス、石けんなんかもレンジに入れましたが、どれも面白いので興味があればやってみてください。

電子レンジの原理に一歩近づけるかもしれません。

2014年4月13日日曜日

プラスチックの意味 問題編



「プラスチック」と言えばペットボトルなどの素材として馴染みがありますが、

次のような英文で使われると、どういった意味になるでしょうか?

 Scientists are well aware that the brain has tremendous ability to change its connections based upon its incoming stimulation. This "plasticity" of the brain underlies its ability to recover lost function.

2010 大分大学 医

科学者は、脳が受け取った刺激に応じて神経回路を変化させるとてつもない能力を持つことをよく知っている。この脳の「???」は失われた機能を回復する能力の根底を成している。


ながら勉強のすすめ



最近、生活に「〇〇しながらシャドウイング」が定着してきました。

社会人になってしまうと、勉強時間を確保すること自体が大変になりますが、

同時にできることは同時にしてしまえばいいんです。

勉強時間がしっかり確保できますし、空いた時間で好きなことができます。

英語の勉強に関して言うとシャドウイングは生活の中のいろんな動作と組み合わせられます。

以下、僕がやってみたことを紹介します。

①料理しながらシャドウイング

イヤホンのコードにさえ気をつければ余裕でできます。
最近Bluetoothのワイヤレスイヤホンを買ったのでコードに気をつける必要もなくなりました。



「時間がもったいないから料理せずに外食する」って人もいると思います。
僕もどちらかと言えばそういうタイプですが、 誰もが毎回外食できるほど経済的に余裕があるわけではないので、これはオススメです。
洗い物もシャドウイングしながらやれば時間の無駄にはなりません。

②歩きながらシャドウイング

最初は息が切れるので大変ですが、徐々に呼吸のタイミングが分かってきます。
さすがに人が多いところでは控えますが、駅から家までの間はそれほど人が多くないので、しっかりシャドウイングしながら移動してます。
これだけで毎日30分以上は確保できます。
肺活量も鍛えられる気がするので、一石二鳥ですね。

③ジョギングしながらシャドウイング

これはムリ。
最近身体がなまってきたので近くの公園を走るようにしてるんですが、さすがに走りながらは無理でした。肺活量がもっとつけばできるようになるかも...

④筋トレしながらシャドウイング

ダンベルを使った筋トレをしながらだとかなりやりやすいです。
英文にはリズムがあるので、合わせて筋トレすればバッチリですね。

腕立て、腹筋しながらはかなりキツいですが、頑張れば...といった感じです。




さて、今回はシャドウイングについて書きましたが、人によっていろいろ応用できると思います。
音読も、プリントを常に持っておけば歩きながらでもできますし、お風呂に入りながらとかもいけますね。
壁に貼っておけば洗い物しながらでもできるでしょう。

特に歩きながら〇〇はオススメで、足を動かしていると頭が活発に働いてくれます。

ときどきすれ違う人に変な目で見られることはあってもめげずに頑張りましょう。

世の中にはもっと変な人がいっぱいいるので大丈夫です。

集中しすぎて怪我した、なんてことがないように気をつけてくださいね!

2014年4月10日木曜日

『ソーシャル・ネットワーク』連載その1 この作品は実話に基づくフィクションです



facebook創立10周年イヤーということで、しばらく連載を行いたいと思います。

まず一番気をつけたいのが、この映画は、エンドロールにもあるように、

実話に基づくフィクションであるということです。

マーク・ザッカーバーグがかなりヤなやつのように描かれてますが、

実際にはパーティー好きの陽気な人物だそうです。


ザッカーバーグ役を演じたジェシー・アイゼンバーグは、

彼の画像や映像を研究し、どのように話すかも事前に決めていましたが、

撮影が始まるとそれは不要なものであるとしています。

映画としてのストーリーや彼の内面に集中するために切り捨てたんですね。

これが功を奏して「ソーシャル・ネットワーク」という映画は傑作となっています。