そのあたりを理解して読んでいただけると助かります!
ではさっそく、1位〜10位までを。
第1位 『ゼロ・グラビティ』
もう好みとか関係なく、ダントツの第1位でした。
映像の美しさも脚本も編集も全てカンペキ。
ただの宇宙パニック映画じゃないです。
あらゆる人にオススメできる人間ドラマです。
緻密に計算されたメタファーと対比も素晴らしいです。
邦題には無重力であることを示すため「ゼロ」がついていますが、
原題はGRAVITY(重力)です。
これだけ意識して観るとよりいっそう素晴らしいはずです。
DVDやブルーレイで観るのはもったいないです。
映画館の大画面と音響あってこその映画だと思います。
公開終了したら、一生体験できない美しさがあります。
まだ公開中なので、是非映画館で、IMAX3Dで、楽しんでください。
第2位『華麗なるギャツビー』
これは完全に僕の趣味で2位にランクインしてます。笑
バズ・ラーマン監督の過剰なまでの演出、大好きです。
ギャツビーの登場シーンも完全にやり過ぎですが、
このくらいぶっ飛んでる方が好きですね。
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ギャツビー関連記事
① 音楽で語る映画、『華麗なるギャツビー』
②『華麗なるギャツビー』楽曲解説その1"Young And Beautiful"
③『華麗なるギャツビー』楽曲解説その2"Together"
④『華麗なるギャツビー』『欲望のバージニア』、狂騒の1920年代
⑤『華麗なるギャツビー』楽曲解説その3 "100$ BILL"
⑥『華麗なるギャツビー』楽曲解説その4 ”Over The Love”
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第3位『インポッシブル』
スマトラ島沖地震の津波に巻き込まれた家族の実体験に基づく映画です。
映画館で観れず、昨日DVDで鑑賞しましたが、完全に打ちのめされました。
津波の被害や怪我の描写は観ていられないほどですが、
こういう映画こそ観るべきだと思います。
主に長男ルーカスの視点で描かれているのもよかったです。
母親の状態を目の当たりにしたときの描写や、最後に母親に伝えたこと。
ラストに全てが集約されています。
普通に生活していたら絶対に経験できないことを目にできるのが
映画のいいところだと思います。
第4位『マン・オブ・スティール』
クリストファー・ノーラン、ザック・スナイダー、ハンス・ジマー...
もう面白くないわけないんです。
昔のスーパーマンって、なんかこう、ちょっとダサさがあるんですが、
マン・オブ・スティールは抜群にカッコいい。
『ダークナイト』のクリストファー・ノーランが製作なので、
期待はずれだったという感想もあるみたいですが、
これはいわば第1作目の『スーパーマン・ビギンズ』なので、
そのつもりで観るべきじゃないかなと思います。
続編の『スーパーマンvs.バットマン』
いろいろ気になるところはありますが、期待してます。
第5位『ゼロ・ダーク・サーティ』
この作品も実話に基づく映画です。
ビンラディン暗殺のための調査が主な内容ですが、
主人公であるCIA捜査官が繰り返される尋問に疲弊していく姿、
暗殺が完了したあとの描写がすばらしいと思いました。
第6位『ジャンゴ 繋がれざる者』
タランティーノ監督の西部劇。
解放された奴隷のジャンゴとクリストフ・ヴァルツ演じる賞金稼ぎがバンバン悪いやつらを成敗していきます。
万人受けはしないでしょうが、爽快な映画です。
奴隷制に興味を持つきっかけにもなるはず。
その点『リンカーン』も素晴らしい映画でした。
第7位『きっと、うまくいく』
インド映画です。急に踊りだします。
爽快なラストも良かったですが、学生の自殺問題に触れている所も好きでした。
あとは、なんでしょう、とにかく楽しい映画です!
第8位『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』
ボーっと観ると面白くない映画かもしれません。
ただのトラとの漂流記と思わずに、全てが例え話としてとらえると面白いはずです。
ミーアキャットだらけの島や嵐が何を意味しているのか、
なぜ監督は日本人を登場させたのか、など考えればキリがないほどのメタファーの量です。
特典映像でのスラージ・シャルマ君の話もよかったです。
彼は高校生ですが、 「なんのために勉強するのか」という問いに対する答えの本質をつく話をしていました。
第9位『キャプテン・フィリップス』
2009年のソマリア海賊による乗っ取り事件に基づく映画です。
トム・ハンクスの演技が素晴らしいです。
ポール・グリーングラス監督の手持ちカメラによる演出で、映画の中に引き込まれます。
実際に起きた事件であるということもあってリアリティが凄まじいです。
この映画を観るまでは知りませんでしたが、
10代の子どもが海賊行為をしなければならない現実はとても悲しいです。
『インポッシブル』『ゼロ・ダーク・サーティ』と同じく、観ておくべき映画です。
第10位『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』
誰が観ても楽しめる、素敵な映画です。
007のMでおなじみのジュディ・リンチが、イギリスからインドに移住した老男女の一人を演じてます。『ハリー・ポッター』のマグゴナガル先生もいい味出してました。
人生を楽しく生きるヒントになる、素晴らしい映画です。
名台詞もたくさんあるので、そのうちまとめて紹介しますね。
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