2012年12月31日月曜日

「ダークナイト・ライジング」とGustave Flaubertの言葉

3部作の最終章「ダークナイト・ライジング」

原題は THE DARK KNIGHT RISES です。



今回ブルーレイしか手元にないのでキャプチャー画像が使えません。
簡単な記事になりますがご了承ください。

 

RISEという動詞は、「上がる」という意味で、

そこから「成長」や「誕生」の意味を持ちます。

 




ベインのセリフ

Yes. The fire rises.

や、アルフレッドとブルースの会話

Alfred:If you're seriously considering going back out there, you should hear the rumors surrounding Bane. 

Bruce Wayne: I'm all ears.
 

Alfred: There is a prison in a more ancient part of the world, a pit where men are thrown to suffer and die. But sometimes a man rises from the darkness. Sometimes the pit sends something back.
 

Bruce Wayne: Bane.
 

Alfred: Right. Born andraised in hell on earth.
 
 


など、riseの感覚を意識しながら映画を見てみてください。




映画を見た方はわかると思いますが、

タイトルだけでもバットマン・ビギンズの「失敗から這い上がる」というテーマの一貫性を感じます。


セリフとしては「バットマン・ビギンズ」のセリフになりますが、
このセリフが3部作のテーマをもっともよくあらわしているように思います。



Why do we fall?

So that we can learn to pick ourselves up.


人はなぜ落ちる?

這い上がるためだ





Gustave Flaubertの言葉にも近いものを感じます。

難しいとは思いますが、意味を考えてみてください。

ヒントは倒置です。



The most glorious moments in your life are not the so-called days of success, but rather those days when out of dejection and despair you feel rise in you a challenge to life, and the promise of future accomplishment.

Gustave Flaubert



解説は年明けに行います。

では、よいお年を。

「ダークナイト」の誤訳

今回はセリフと言うよりは、

「ダークナイト」の誤訳を2点取りあげます。

ストーリーを分かりやすくするため、意図的に訳を変えているのかもしれませんが、

この訳次第で伏線やストーリーの捉え方が変わってしまうと思うので紹介しておきます。

*ネタバレあります。



2012年を振り返る

ダークナイトの記事を書いてる途中でしたが、技術的なトラブルで待ち時間ができたので、

簡単に2012年を振り返ります。


今年は「行動で示す」のが僕のテーマでした。


○FUEL 九州大学編

僕がこの仕事をしていて一番辛いのは、生徒が志望校を下げたときです。

なかなか一歩を踏み出してくれない生徒に、頑張ってほしくて作った「FUEL 九州大学編」
去年の正月に九大の過去問18年分を3日間で分析し直して作ったテキストです。


大学ごとの対策はプリントで済ませてましたが、このときは形にしました。
反省点も多々ありますが、結果的には作って良かったと思っています。



○FUEL 基本動詞編

基本動詞の授業。
期限を1週間に決めて、ほとんど眠らずに完成させました。
中身は映画のセリフや科学者などの言葉を入れこんだ、僕の趣味が全開のテキストです。


4ヶ月間、基本動詞しかしないのはけっこうムチャだと思いますが、
アンケートには嬉しい感想を書いていただいました。
付き合ってくれた生徒に感謝。どうもありがとう。

この授業のアンケートの結果は数字的にも98%
5年間教えたなかで最高値でした。


今の塾で教えていなければ、この2つの授業は完成していなかったと思います。
授業の中できっかけをくれた生徒、製本に付き合ってくれた職員の方、
忙しい中バイトとして働いてくれた方々に感謝します。
どうもありがとうございました。

まだまだ努力しないといけませんが、
おかげさまで、例年よりは「行動で示す」ことができたように思います。



○出会い

今年はいい出会いもありました。
村山秀太郎先生、伊藤賀一先生、関正生先生の「プロフェッショナル論」のセミナーで声をかけていただいた、英語講師の土岐田健太さん。

この方もまさに「行動で示す」方です。
土岐田さんのブログは、ボキャブラリー・ビルディングの記事もとても勉強になりますし、「受験生・教え子の大学生へのメッセージ」がテーマの記事もとても刺激的です。
1年間365日働くストイックな姿勢を貫いている方です。

http://ameblo.jp/eigokousitokiken/theme-10057438112.html



○失敗

諸々の都合で詳しくは書けませんが、とても悔しいことがありました。
来年の7月くらいに公表できたらと思っていますが、
それまでは失敗をバネにして精進します。


○企画

水面下で進めている企画が2本。
1つは土岐田さんと進めている企画。
もう一つは個人的に進めている、映画と英語を組み合わせた企画です。
1月中に進展があるはずなので、そのときはできる範囲で報告できればと思っています。


○これから

今年度で今いる塾を離れることにしました。

5年間働いたので名残惜しい気持ちもありますが、
井の中の蛙で終わらないために、
次のステージに進みます。

来年度は予備校の複数の場所に出講する予定です。
自分が浪人していたころにお世話になっていた先生もいらっしゃるようなので、
同じステージにたてることにかなりワクワクしています。

今いる塾の教え子にはしつこいくらい授業で伝えてるつもりですが、
僕も安全圏を出て努力するので、
目標を達成するために、努力することを忘れないでください。

安定志向に走ることがないように。



Twenty years from now

you will be more disappointed by the things

you didn't do than by the ones you did.

So throw off the bowlines away from the safe harbor.

Catch the trade winds in your sails.

Explore. Dream. Discover.

Mark Twein


今から20年後、

あなたはやったことよりもやらなかったことに失望する。

安全な港に結んだ綱を解き放て。

貿易風を帆に受け、

探検し、夢を見、発見するのだ。

マーク・トゥエイン
 

バットマン・ビギンズ

結局12月もぜんぜん更新できなかった。。

反省中です。

今日中に3本更新しますので、よければお付き合いください。


まずは「バットマン・ビギンズ」です。






2012年12月16日日曜日

インセプション(解説編)

前回の「インセプション」のセリフの解説です。

defineという単語に重点を置いて解説します。
 

*ちょっとネタバレあります


2012年12月12日水曜日

インセプション

クリストファー・ノーラン祭り第1弾

今回取りあげるのは2010年に公開された映画「インセプション」のワンシーンです。


*ネタバレありません