2012年4月15日日曜日

浪人することに決めたある生徒の報告を受けて思うこと


昨年度、お願いされて受験直前の2ヶ月間だけ数学と英語の家庭教師をしていた生徒がいたんですが、残念ながら第一志望の国公立大には合格できませんでした。

私立は西南大に合格していたので、西南大に行くものだと思っていたんですが、先日報告を受けたところ、その子はご両親の反対を押し切って、浪人することにしたそうです。

しかも、厳しいことで有名な北九州予備校の寮に。
(世間で言われている以上に寮の生活は厳しいです。)



なんというか、素晴らしいですね。

 

女の子なのに浪人を決めたこと。
(一般的に、女の子って浪人をすごく嫌がりますよね。)

浪人の環境として北予備を選んだこと。

さらに厳しい環境である寮に入ることを決めたこと。



絶対に合格してやるっていう覚悟を感じます。

誰に言われた訳でもなく自分の意志で決めたことも素晴らしいです。


受験生のときに、こういう妥協しない生き方を選ぶことができれば、

後々の人生も素晴らしいものになるように思います。


頑張って、いい一年にしてほしいですね。




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(ここからは教え子向けです。)


話を戻すと、北予備の寮はケータイが禁止です。

持ち込んでいるのが見つかると退寮させられます。


メールもそうですが、今はmixiやFacebook、twitterなど、簡単に連絡が取れたり報告が出来る時代です。

ただ、そういったSNSに投稿したりする前にちょっと考えてみてほしいです。

その近況報告だとか、つぶやきだとか、本当に必要ですか?

大半が時間の無駄でしかないように思います。

僕が尊敬する人たちはTwitterを見ていても、伝えたいことや目的がはっきりしています。

僕のTwitterも彼らのものほど聡明ではないですが、一応目的を持って投稿してます。

SNSの使い方には大きく分けて2種類あると思っているのでプライベートなことをガンガンつぶやいてるのもそれはそれでいいと思います。

ただ、受験生にはどちらも必要無いんじゃないかなと。


昨年度の教え子からFacebookの申請が来たので、「卒業したしまあいいか」と何も考えずに承認してたんですが、浪人中の生徒は削除させてもらいました。

「便りがないのはいい便り」って言いますよね。

本気で何かに打ち込んでる人には、特に当てはまるんじゃないかなと。

努力してることの報告はこちらの励みにもなりますが、

受験生の場合は特に、何も報告がない方が、頑張ってるんだなって思えます。

どうでもいいこと書いてる暇があったら勉強してください。


プライベートな事書いておもしろいのは一部の芸能人だけです。


厳しいこと言うようですが、

自分で浪人するって決めたんなら、本気でやってください。
 

合格が決まって報告に来てくれるのはすごく嬉しいのでそれは楽しみにしておきます。

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