理系出身ですが英語教えてます
受験英語という「最高の素材」と
映画の中で使われる英語の「リアリティー」を
真理を求める「科学者の視点」を通して調理・提供していきます
2011年5月25日水曜日
PHOTOGLISH VOL.5
今回はGlueCastというオンライン動画音声チャットサービスを利用してゲストに
左から青木さん(@ggaoki)、もりゆいさん(@Guitar_room)、3番目が僕で、内木馬さん(@u_tico) の3名をお迎えして配信しました。
テーマは発音。give meがギミに聞こえる理由などについてお話しました。
深夜なのでとてもゆるく配信していますが是非ご覧ください。
配信中話題にあがった2曲です。
The Beatles/A Hard Day's Night
ABBA/Gimme! Gimme! Gimme!
2011年5月11日水曜日
get
ある方から質問をいただいたので答えますよ!
They got their mother ( ) some sandwiches.
1. pack 2. packed 3. to be packed 4. to pack
という問題。
質問してくれたMくん曰く
「解説読むと何となくは分かるんだけど、自分が発話する時にこの形の文章を思いつくとは思えなくて。伊藤和夫は説明のスタイルが、これはダメだからこっちになる、ってのが多くて、何でそうなるのか分かんないよ!ってのが多くて困ってる。」
とのことなので違うスタイルで説明します。
まずgetの意味を考えましょう。
とりあえずgetは「得る、手に入れる」で覚えているのではないかと思います。

He's got the sun. 「彼は太陽を手に入れた」
これは大丈夫ですね。
(面白い写真があったので使いたかっただけ)
日本語で「ゲットした」なんて言っちゃうことありますもんね。
I got the book.「おれその本ゲットしたよ」
では次の文はどうでしょう。
I got the book on the desk.
息子「あの本どこ?」
母 「机の上に置いといたわよ」
I got the book on the desk.「その本を机の上に置いた」
って意味になるんですね。
この文は the book on the desk
つまり「本が机の上にある」という状況を「手に入れた」という形になってます。
There is a book on the desk.「机の上に本がある」
っていうのもこの状況を説明してるんですね。
じゃあ次、こんなのはどうでしょう。
I got him to eat the sun.
これも同じ考え方で「彼が太陽を食べる」って状況を「手に入れた」って考えて行きましょう。
つまり「おれ、あいつに太陽食べさせたぜ」って意味になります。
ぼちぼち問題の答えがわかってきたんじゃないでしょうか。
答えは4の to pack ですね。
問題になってる文章を考えていくと
They got their mother to pack some sandwiches.
「母親がサンドイッチを包む」という状況を彼らが手に入れた
つまり「彼らは母親にサンドイッチをいくつか包んでもらった」という意味になっています。
I got the book on the desk.
I got him to eat the sun.
They got their mother to pack some sandwiches.
どの文も
主語+動詞+目的語+状況の説明
ってなってるのがわかりますかね。
ちょっと簡単なやつだと
I got him angry.「私、彼を怒らせちゃった」
ってのも同じ構造になってますね。
中学校なんかでは get=「手に入れる」って習いますが
「手に入れる」という意味をもっと広い視野でとらえることになります。
他に
I had my bike stolen.「チャリ盗まれた。」
ってのも
have+目的語+過去分詞(これも状況の説明になってる)
目的語が〜された状況を所有してる ってところから成り立ってます。
have=持つ って意味で考えるよりも
「所有する」を広い視野でとらえる。
物だけでなく、状況も所有する対象になるってことなんですよね。
get O to V「Oに〜させる」
have O 過去分詞「Oを〜される」
というようにただ暗記するよりも、こうやって感覚的にとらえていった方が間違いも減りますし、何より、楽しく勉強できるんじゃないでしょうか。
長々と説明したので覚える量が増えたような感じがするかもしれませんが、頭を使って勉強しておくとバリバリ応用していけますからね。
がんばりましょう。
They got their mother ( ) some sandwiches.
1. pack 2. packed 3. to be packed 4. to pack
という問題。
質問してくれたMくん曰く
「解説読むと何となくは分かるんだけど、自分が発話する時にこの形の文章を思いつくとは思えなくて。伊藤和夫は説明のスタイルが、これはダメだからこっちになる、ってのが多くて、何でそうなるのか分かんないよ!ってのが多くて困ってる。」
とのことなので違うスタイルで説明します。
まずgetの意味を考えましょう。
とりあえずgetは「得る、手に入れる」で覚えているのではないかと思います。

He's got the sun. 「彼は太陽を手に入れた」
これは大丈夫ですね。
(面白い写真があったので使いたかっただけ)
日本語で「ゲットした」なんて言っちゃうことありますもんね。
I got the book.「おれその本ゲットしたよ」
では次の文はどうでしょう。
I got the book on the desk.
息子「あの本どこ?」
母 「机の上に置いといたわよ」
I got the book on the desk.「その本を机の上に置いた」
って意味になるんですね。
この文は the book on the desk
つまり「本が机の上にある」という状況を「手に入れた」という形になってます。
There is a book on the desk.「机の上に本がある」
っていうのもこの状況を説明してるんですね。
じゃあ次、こんなのはどうでしょう。
I got him to eat the sun.
これも同じ考え方で「彼が太陽を食べる」って状況を「手に入れた」って考えて行きましょう。
つまり「おれ、あいつに太陽食べさせたぜ」って意味になります。
ぼちぼち問題の答えがわかってきたんじゃないでしょうか。
答えは4の to pack ですね。
問題になってる文章を考えていくと
They got their mother to pack some sandwiches.
「母親がサンドイッチを包む」という状況を彼らが手に入れた
つまり「彼らは母親にサンドイッチをいくつか包んでもらった」という意味になっています。
I got the book on the desk.
I got him to eat the sun.
They got their mother to pack some sandwiches.
どの文も
主語+動詞+目的語+状況の説明
ってなってるのがわかりますかね。
ちょっと簡単なやつだと
I got him angry.「私、彼を怒らせちゃった」
ってのも同じ構造になってますね。
中学校なんかでは get=「手に入れる」って習いますが
「手に入れる」という意味をもっと広い視野でとらえることになります。
他に
I had my bike stolen.「チャリ盗まれた。」
ってのも
have+目的語+過去分詞(これも状況の説明になってる)
目的語が〜された状況を所有してる ってところから成り立ってます。
have=持つ って意味で考えるよりも
「所有する」を広い視野でとらえる。
物だけでなく、状況も所有する対象になるってことなんですよね。
get O to V「Oに〜させる」
have O 過去分詞「Oを〜される」
というようにただ暗記するよりも、こうやって感覚的にとらえていった方が間違いも減りますし、何より、楽しく勉強できるんじゃないでしょうか。
長々と説明したので覚える量が増えたような感じがするかもしれませんが、頭を使って勉強しておくとバリバリ応用していけますからね。
がんばりましょう。
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